店内に並んでいる書籍の中から、ちょっとピックアップしてご紹介。

この他にもありとあらゆるたくさんのバイク書籍があります! 

ハヤタとして、父として 黒部進著 扶桑社 1998刊

 

初代ウルトラマンのハヤタ隊員を演じた黒部氏がTV放映後の1972年、32歳で単身アフリカをバイクで旅するくだりが描かれています。

う~ん、彼も単車乗りだったことに店主感激!で購入した一冊。

バート・マンロー~スピードの神に恋した男~ ジョージ・ベッグ著 ランダムハウス講談社 2007刊

 

60~70年代、ボンネビルにおいて手作りのマシンで世界記録を樹立した名物おじいちゃんの半生記。映画化もされましたが、これは文句なしに面白い!

ちなみに2014年、没後36年にして自身の持つ世界記録が<彼自身により>更新されるという珍事が(笑)

消えた天才ライダー  伊藤史郎の幻 小林信也著 CBSソニー出版 1985刊

 

YAMAHAのワークスライダーとして世界チャンピオンに最も近いところまで行きながら、サーキットを追われ、日本を追われ、日本のモータースポーツ界から抹殺された男のノンフィクション物語です。読み応えがあります 

装飾帯の解説は、石原慎太郎氏です。

飛べ、狼 石原慎太郎著 講談社 1966刊

 

あの、元東京都知事でもあり作家でもある石原氏の、バイクレース小説!

東京都知事時代には三宅島復興のために公道レースを企画、開催しようとするなどしましたが、実はこの頃からレースに縁のあった方だったんですね。

風よ、鈴鹿へ 島田紳助著 小学館 1988刊

 

当時のバイク好きには言わずと知れた名作!今読んでも・・・泣けます(T-T)

バイク小説の中では、店主イチオシ!!

ラストラン 佐々木譲 ポプラ社 2009刊


バイク小説ばかりの短編集です。

表題作を読んでから、僕自身が昔のレースの世界のことが気になり始めるきっかけになった作品でした。

表題作以外もなんかじっくり余韻に浸れる佳作揃いの一冊です。

1985年出版の小説集の改訂版です。

沙漠のライダー<パリダカールの真実> 山村雅康著 イースト文庫 1994刊


バイク小説の中でも、店主がもっとも面白いと思っている超おススメの一冊。

作中に出てくる実名の人物、セリフは、著者が直接実在の本人に会った時にインタビューなどした言葉なのだとか。

パリダカ好き世代にはたまらない本だと思います。

The Motorcycle Letters<four seasons> わたせせいぞう著 実業之日本社 2006刊

 

月刊『GARRRR』に連載されていたコミックの単行本。

わたせせいぞう、というとお洒落で心地良い読後感のある作品が多くて店主は個人的に大好きだったので、まさかのバイク作品があると知った時は即買い!でした。

ハーレー・ダビッドソンバイブル 柴崎武彦著 ネコ・パブリッシング 2013刊


ハーレーチューニングの第一人者である著者の、自身による理論・手法を解説した技術書。

店主、とあるカフェで偶然この本を手にしてそのあまりの内容の濃さに脳天ガツ~んと衝撃を受けてしまいました。

なかなか無いですよ、こういうホンは。

SUZUKA8hours1978-1983<鈴鹿8時間耐久の軌跡> 摺本好作著 CBSソニー出版 1986刊


数年前、銀座で著者による個展が開催されていたのを偶然訪れ、その時に会場の片隅に置いてあった本書に一目惚れ。探しに探しまくって手に入れた一冊です。

写真ではなく、スケッチでレースの世界を切り取る、その温かみのある内容は、是非一度見て欲しい素晴らしさです!

冒険投資家ジム・ロジャーズ世界バイク紀行 ジム・ロジャーズ著 日経ビジネス人文庫 2004刊


「日経ビジネスからなんでバイク?」と目が点になり即買い(笑)。

1995年出版の改訂版ですが、今読んでも著者の予言通りに世の中が動いているその洞察力には感嘆してしまいます。でもバイク紀行なのに肝心のバイク描写があまりないのが少々残念ですけどね(笑)


ライダー定食 東直己著 光文社 2008刊

 

短編集です。バイクに関する作品は表題作だけですが、タイトル買いして読んでみたら・・・いや・・・なんというか・・・店主、こんなバイク小説は初めてです(苦笑)。

でもでも、このブラックな感覚の内容、なんだか妙にぞわぞわした余韻がたまりません。。。ツーリングライダーにおススメ(笑)

上で紹介したのは<ほんの一部>です!まだまだたくさんのバイク小説、ツーリング紀行文、伝記、関連書籍(各メーカーの開発記とか)があります!!